キズを魔法のように直す方法

12月も半ば。
年賀状に、年末年始の準備、そして後回しになりがちな大掃除。
毎日の生活の中でこまめにしていれば、大掃除の必要もないんですよね。それは分かっているけど、できないのが現状です。

そんな悩みも一瞬で解決できる方法があるんです!
それは、「気にしないこと」。それが一番です笑。

でも、さすがに見過ごせないこともありますよね。

今回は、大掃除するときのちょっとしたテクニックを、先日開催したメンテナンス講座の写真を交えて、ご紹介します。
講師をしてくれたのは、無添加住宅本部から来た東坊さんです。なかなかお目にかかれないスペシャリストです。
メンテナンス講座_飛鳥住宅_無添加住宅_無垢しっくいお手入れ

無添加住宅にお住まいの方は、樹種は違えど、床は無垢のフローリングです。
日々のお手入れは、掃除機、クイックルワイパーで済ませている方が多いようです。

無垢は、水に濡れるとよくないのでは?と思っているため、なかなか水を使ってお手入れすることを避けてしまいます。
例えば濡れたままのタオルを、床に置いたまま放置すると、最悪の場合はカビが生えてしまうこともあります。
でも、ちゃんと濡らした後に乾燥させてあげれば、何ともありません。
たまに水拭きをしてあげると、無垢の木も喜びます。木の表面についた汚れがきれいに取れます。

無垢で、一番気になるのは汚れよりも、家具を引きずった時の傷や、物を落とした時のキズ。
実は、多少のキズは水で直ります。

お客様の前で、わざとモノをぶつけて凹みをつくった無垢板を用意。
キズの状態を確認していただき、本当に直るの?と不安が漂います。

メンテナンス講座_床_凹み_無垢_お手入れ_飛鳥住宅

さて、無垢板をどうするかといいますと、凹みに直接水を掛けます。遠慮なくたっぷりと。
そして温めたアイロンを取り出し、ジュワ―とスチームが出るまで当てます。この時、少し焼けた匂いがします。でも、大丈夫。水分が蒸発するのと同時に、凹みも元の状態に戻って、何にもなかったかのようになります。不思議ですよね。
でも、これは、ムクだからできる技なのです。
合板や、ウレタン塗装をしたフローリングでは決してできません。

メンテナンス講座_床_凹み_アイロン_飛鳥住宅_無垢_しっくい壁

おもちゃや、ペンでつけてしまった汚れは落ちるのか。
雑巾でいくらゴシゴシしても落ちません。
でも、水と食器用のスポンジで取れるのです。
水をスポンジに含ませ、堅い面でこすると、きれいになります。それでも取れない場合は、メラミンスポンジを使ってみてください。

メラミンスポンジを使う際は、水をたっぷり含ませてください。絞って使うとメラミンスポンジの本領が発揮されませんので、ご注意を。
また、メラミンスポンジはいろんなところに使えそうで、実は注意が必要です。
使っていいものとそうでないものがあるので、確認してください。車のボディは絶対にダメです。

メンテナンス講座_ピカール_飛鳥住宅_造作キッチン

こちらは、水栓金具をピカールで磨いているところです。
洗剤やクレンザーでは落ちなかった水垢も、新品の時のようにピカーッと輝きます。

少し臭いがあるので、つけすぎ、使いすぎには注意が必要です。ほんの少量で見違えるほどきれいになります。

ほかにも、しっくいの汚れはクエン酸で、油汚れはセスキソーダを使い、汚れを取り除きます。
100円ショップで手に入るもので、本当にきれいになります。
講座中は「へぇー」とか「おぉー」とか、「知らなかった―」とか「家に帰ったら早速やってみよう」とか、すごくいい反応がありました。

いかがでしたか?
ちょっとしたことで、やってみるとハマってしまう「メンテナンス、お手入れ方法」。
「行きたかったのに予定が合わなかった」「またやってほしい」との声もありますので、ぜひまた企画しますね。

今回は、「“キズを魔法のように直す方法”」についてご紹介しました。

傷や汚れは気にせず、経年美化と感じて過ごすことも、無添加住宅の醍醐味であり、むてんかびとの暮らし方です。無垢のあたたかさを日々感じ、この冬もあたたかく、健康に無添加住宅でお過ごしくださいね。