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キズを魔法のように直す方法

2019年12月16日|カテゴリー「その他
12月も半ば。
年賀状に、年末年始の準備、そして後回しになりがちな大掃除。
毎日の生活の中でこまめにしていれば、大掃除の必要もないんですよね。それは分かっているけど、できないのが現状です。

そんな悩みも一瞬で解決できる方法があるんです!
それは、「気にしないこと」。それが一番です笑。

でも、さすがに見過ごせないこともありますよね。

今回は、大掃除するときのちょっとしたテクニックを、先日開催したメンテナンス講座の写真を交えて、ご紹介します。
講師をしてくれたのは、無添加住宅本部から来た東坊さんです。なかなかお目にかかれないスペシャリストです。
メンテナンス講座_飛鳥住宅_無添加住宅_無垢しっくいお手入れ

無添加住宅にお住まいの方は、樹種は違えど、床は無垢のフローリングです。
日々のお手入れは、掃除機、クイックルワイパーで済ませている方が多いようです。

無垢は、水に濡れるとよくないのでは?と思っているため、なかなか水を使ってお手入れすることを避けてしまいます。
例えば濡れたままのタオルを、床に置いたまま放置すると、最悪の場合はカビが生えてしまうこともあります。
でも、ちゃんと濡らした後に乾燥させてあげれば、何ともありません。
たまに水拭きをしてあげると、無垢の木も喜びます。木の表面についた汚れがきれいに取れます。

無垢で、一番気になるのは汚れよりも、家具を引きずった時の傷や、物を落とした時のキズ。
実は、多少のキズは水で直ります。

お客様の前で、わざとモノをぶつけて凹みをつくった無垢板を用意。
キズの状態を確認していただき、本当に直るの?と不安が漂います。

メンテナンス講座_床_凹み_無垢_お手入れ_飛鳥住宅

さて、無垢板をどうするかといいますと、凹みに直接水を掛けます。遠慮なくたっぷりと。
そして温めたアイロンを取り出し、ジュワ―とスチームが出るまで当てます。この時、少し焼けた匂いがします。でも、大丈夫。水分が蒸発するのと同時に、凹みも元の状態に戻って、何にもなかったかのようになります。不思議ですよね。
でも、これは、ムクだからできる技なのです。
合板や、ウレタン塗装をしたフローリングでは決してできません。

メンテナンス講座_床_凹み_アイロン_飛鳥住宅_無垢_しっくい壁

おもちゃや、ペンでつけてしまった汚れは落ちるのか。
雑巾でいくらゴシゴシしても落ちません。
でも、水と食器用のスポンジで取れるのです。
水をスポンジに含ませ、堅い面でこすると、きれいになります。それでも取れない場合は、メラミンスポンジを使ってみてください。

メラミンスポンジを使う際は、水をたっぷり含ませてください。絞って使うとメラミンスポンジの本領が発揮されませんので、ご注意を。
また、メラミンスポンジはいろんなところに使えそうで、実は注意が必要です。
使っていいものとそうでないものがあるので、確認してください。車のボディは絶対にダメです。

メンテナンス講座_ピカール_飛鳥住宅_造作キッチン

こちらは、水栓金具をピカールで磨いているところです。
洗剤やクレンザーでは落ちなかった水垢も、新品の時のようにピカーッと輝きます。

少し臭いがあるので、つけすぎ、使いすぎには注意が必要です。ほんの少量で見違えるほどきれいになります。

ほかにも、しっくいの汚れはクエン酸で、油汚れはセスキソーダを使い、汚れを取り除きます。
100円ショップで手に入るもので、本当にきれいになります。
講座中は「へぇー」とか「おぉー」とか、「知らなかった―」とか「家に帰ったら早速やってみよう」とか、すごくいい反応がありました。

いかがでしたか?
ちょっとしたことで、やってみるとハマってしまう「メンテナンス、お手入れ方法」。
「行きたかったのに予定が合わなかった」「またやってほしい」との声もありますので、ぜひまた企画しますね。

今回は、「“キズを魔法のように直す方法”」についてご紹介しました。

傷や汚れは気にせず、経年美化と感じて過ごすことも、無添加住宅の醍醐味であり、むてんかびとの暮らし方です。無垢のあたたかさを日々感じ、この冬もあたたかく、健康に無添加住宅でお過ごしくださいね。

無垢はなぜあたたかい?

2019年12月6日|カテゴリー「日記
一気に寒くなりましたね。まだまだこれから寒くなります。体調を崩さぬようにご自愛ください。

さて突然ですが質問です。
無垢はなぜあたたかいのでしょうか?

自然素材だからでしょうか? 本物の木だからでしょうか?
特に無添加大桑モデルハウスに来場されたお客様から、「ここは床暖が入っているの?」と聞かれます。

「いいえ。床暖は入っていませんが、無垢だからあたたかいのです。」

では、なぜムクだと暖かいのか?
今回は、「無垢のあたたかさについて」ご紹介します。
それを知ってしまうと、無添加住宅の良さが分かり、体感せずにはいられなくなりますよ。

無添加無垢材_無垢フローリング_あたたかい

さて、無垢の床(フローリング)は、なぜ暖かいのか?
無垢は木質にもよりますが、“あたたかさ”や“ぬくもり”を感じます。

無添加住宅では、無垢材を使います。いわゆる建材の合板フローリングは使いません。

比較材料として3種類の無垢フローリングを触り比べてもらっています。
1つは無垢フローリング、1つは無垢フローリングにウレタン塗装を施したもの、1つは合板フローリングです。合板フローリングとは、接着剤で薄くスライスした薄い板を何層にも貼り合せたものです。

実際に触り比べてもらうと、質感や触り心地が違うのはもちろん、一番感じられるのは、あたたかさの違い。この違いは歴然です。
「やっぱり無垢がいいなー」と、気づかれる方がほとんどです。
「暖かい」と、なんだかホッとしますし、安心できるのです。

建材を選ぶことは、空気を選ぶこと_無添加住宅__空気の考え方_飛鳥住宅_思わず深呼吸したくなる

では、なぜ無垢フローリングは、温もりや、暖かさを感じるのでしょうか?
それは、無垢が“本物の木”だから。

「木」の仕組みはこうです。
根から吸い上げた水は幹を通って効率よく枝や葉に給水され、光合成された有機物は別ルートを通って効率よく各器官に分配されるようになっています。
そのため、水や有機物が通る「クダ」が備わっています。
床材として使うために乾燥させると、クダだった部分が空洞となり残ります。
それが、断熱効果をもたらす「空気層」となり、無垢は合板と比べて暖かいのです。
樹種によっても、あたたかさの感じ方が変わります。「柔らかい木」は、空気層がより多いため断熱効果も高く、「硬い木」は「柔らかい木」に比べて冷たく感じるのです。

だから、合板には無垢に含まれるような「空気層」が少なく、またウレタン塗装をしたフローリングは、表面に膜ができ、直接無垢を触ることができず、ヒヤッとするのです。

暖かさや、肌触り、足触りを求めるのであれば、柔らかい樹種の無垢が最適です。
しかし、柔らかい樹種はキズが付き易いといった、問題がでてきます。
合板や、ウレタン塗装が施されたフローリングは、キズが付きにくく掃除もしやすい利点があります。

無添加住宅を選ばれる方も、もちろん最初は「すぐキズにならない?」「子どもが物を投げたり、おもちゃを引きずったりして傷になるのが想像できる。」など、不安の声が上がります。

でも住んでみると、「子どもが楽しそうに走り回って遊んでいるから。」「キズも1つ付いてしまえば、気になりません。」と言って、住み心地には満足しているようです。

無添加住宅_無垢材

いかがでしたか?
もちろん、人の価値観はそれぞれですので、絶対はありません。「無垢」も「合板」も「ウレタン塗装」も、選ぶ視点が変われば、それによって最良なものが変わってきます。

今回は、「“無垢はなぜあたたかい?”」についてご紹介しました。
無垢のあたたかさを感じに無添加住宅へお越しください。フローリングの材料選びの参考にしてみてくださいね。