F☆☆☆☆なら安心ですか?

無農薬の野菜とそうでない野菜が並んでいたら、身体の事を考えて無農薬の者を選ぶことができますが、身体に吹い込む空気は、自分で選んで吸い分けることはできません。
人は、90%以上室内の空気を吸っています。一日に約15㎏に相当する量の空気を吸っていることになります。
呼吸は自然としているため、なかなか意識することは難しいですよね。だからこそ、室内の空気がどれだけ大切か知っていただきたい。
今回は、「F☆☆☆☆なら安心ですか?」をお話します。

上記で話したとおり、無農薬や、有機野菜、無添加といったものにこだわりをもって、商品を選んでいる方も少なくないのではないでしょうか?
食品添加物として使われる化学物質に対して、直接口に入れるものだけに、消費者の関心も高く、少しずつ規制が図られてきました。しかし、建材に使われる化学物質の規制は、近年ようやく手が付けられ始めたところです。

シックハウス症候群は、化学建材から空気中に放出される化学物質を吸い込むことによって引き起こされます。化学物質に対する人体の許容量を超えると発症し、そのまま体調不良がシックハウスによるものだと分からずに、そのまま原因となる住宅に住み続けていると、さらに深刻な症状の「化学物質過敏症」へと進行してしまいます。
このようなシックハウスが社会問題となり、1997年厚生労働省が13物質についてのガイドラインを設けました。2002年に国土交通省が建築基準法の改正に際し、ホルムアルデヒドとクロルピリホスの2物質の規制を導入しました。
その2物質以外の化学物質を規制はしないものの、24時間の換気が義務付けられました。それは根本的な原因を追求するのではなく、とりあえず換気して空気の入れ替えを行い、ごまかすといったところでしょうか。

そのような法ができたため、住宅業界では基準値さえクリアすれば「ノンホルムアルデヒド」「健康住宅」という触れ込みで宣伝できるようになり「消費者にもF☆☆☆☆なら安心だ」という認識が蔓延してしまったのです。
果たして、2物質だけ規制したところで、シックハウスに悩まされる人が減っているのでしょうか?多くの場合は、体質だと諦めて、住環境を工夫することで治るとは全く考えずにいる方が多いのかもしれません。

参考:健康住宅の法則_無添加住宅 より

いかがでしたか。
今回は、「F☆☆☆☆なら安心ですか?」についてお話しました。
ノンホルムアルデヒド、F☆☆☆☆の建材で建てた住宅でも、シックハウス被害が出ているのも事実です。F☆☆☆☆だから安心というわけではないようです。
せっかく家を建てるのなら、身体によくないものはできるだけ排除して、家族が健康に暮らせる家にしたいですよね。思いっきり空気が吸える「室内の空気環境」。住環境がいかに大切か分かる、その価値が分かっていただける無添加住宅があります。

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ぜひご家族が健康で安心して暮らせる家づくりを一緒にしていきましょう。