自然のことから住まいのことまで、知らなかったことがいっぱい!既成概念を打ち破るうんちく話。
今回は「目から鱗のうんちく話 part6」ということで、「虫が好きな木、嫌いな木、木材も適材適所。」無添加住宅にまつわるうんちくをお話します。
虫が好きな木、嫌いな木、木材も適材適所。
例えば、柱も壁も床も天井もすべて天然のヒノキで造った家があるとします。
この家は健康を育む住宅でしょうか?
「無添加住宅」からの答えは『NO! 』です。
木にはいろいろな個性があります。ヒノキやスギなどは、虫やバクテリアといった外敵から身を守るために、殺菌・殺虫効果のある天然の化学物質を出しています。
市販の殺虫剤は、その天然の化学物質に似せた化学式を人工で作り出したものです。虫の中枢神経を麻痺させる木の天然毒は、健康な人の身体にはこれといった影響を及ぼしません。
しかし、シックハウス症候群や化学物質過敏症を発症した人にとっては、いくら天然でも、いくら少量でもまさに毒。すぐに症状が出てしまうでしょう。
内装に杉・檜を使用した家に住むということは、原因物質を直接、毎日浴び続ける生活を送るということになってしまうのです。
では、マツやナラといった、毒の弱い木だけで建てた家ではどうでしょう。
確かに人の身体には優しい家ができそうです。しかし、優しい木はシロアリにも好かれますし、菌にも好かれて腐りやすいのです。
それでは大きな家屋を長年支えるまでの頑丈さは望めません。
健康に永く暮らせる家に必要なのは、虫に好かれる木と嫌われる木をうまくバランスをとって使うこと。
桧や杉は土台や柱などの構造上重要な部分に。マツやナラは内装に。
「無添加住宅」では大事な家の構造を守り、住む人の健康を守るため、厳選したさまざまな木を適材適所で使用しています。
いかがでしたか。
今回は、目から鱗のうんちく話 part6「虫が好きな木、嫌いな木、木材も適材適所。」について、お話ししました。天然木だからいいとは限らないということですね。木にも特性があります。それを知ったうえで、家づくりをしていくことも大切ですね。
無添加住宅を開発した、秋田さんは、自然の不思議をいろいろと知っています。たくさんの著書に残されているので、少しずつ、紹介していきますね。お楽しみに。
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