建築基準法をクリアした健康住宅が、私たちの身体を蝕んでいる?

自然のことから住まいのことまで、知らなかったことがいっぱい!既成概念を打ち破るうんちく話。 今回は「目から鱗のうんちく話 part8」ということで、「建築基準法をクリアした健康住宅が、私たちの身体を蝕んでいる?」無添加住宅にまつわるうんちくをお話します。

建築基準法をクリアした健康住宅が、私たちの身体を蝕んでいる?

日本の建築基準法におけるシックハウス対策の実態をご存知でしょうか?
ホルムアルデヒドとクロルピリホスの2種類の化学物質のみが規制されているだけなのです。
へぇ、そうなんだ・・・としか思わないあなた、これが他人事では済まされないようになるかもしれませんよ。
というのは、今問題になっているシックハウス症候群やもっと恐ろしい化学物質過敏症にあなたがならないという保証はないからです。

自分の身体に溜まっていく化学物質は、ある日突然に許容量を超えて不具合を引き起こすのです。化学物質過敏症を発症すると、たった1ppbという数字で化学物質に反応することもあります。
1ppbは10億分の1、例えればプールに角砂糖1個投げ入れたくらいの濃度です。
現在、厚生労働省はホルムアルデヒドも含め、化学物質の室内濃度指針値を定めていますが。(恐ろしい化学物質は他にもいっぱいあります。)
しかし、これには何故か強制力がないのです。各業界の自主規制に任されています。
強制力があるのは、建築基準法の規制の対象となっている、ホルムアルデヒドの濃度(0.08ppm以下)と防蟻剤などに使用されるクロルピリホスの使用禁止だけなのです。

建材メーカーやハウスメーカーからすれば、これは好都合と言って思っているに違いありません。化学建材や接着剤の中にどんな有害物質が何種類含まれていようと、それがホルムアルデヒド・クロルピリホス以外ならば、何もないフリができるのですから。
いま、日本中に「建築基準法をクリアした健康住宅」と高らかに謡われた家があふれていますが、私たちはこういう甘い規制のもとに作られた建材で建てられた住まいを、知らないうちに買わされ、住んでいるということなのです。

いま健康であっても、いつシックハウス症候群や、化学物質過敏症を発症してもおかしくない。そんな環境にいるということを、改めて確認しておく必要がありませんか。「無添加住宅」は、国が定める指針値以下の限りなく0に近い測定結果を得ています。

いかがでしたか。
今回は、目から鱗のうんちく話 part8「建築基準法をクリアした健康住宅が、私たちの身体を蝕んでいる?」について、お話ししました。今回で「目から鱗のうんちく話」は最後となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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