大丈夫!?プラスチックが家を支えているなんて!

自然のことから住まいのことまで、知らなかったことがいっぱい!既成概念を打ち破るうんちく話。
今回は「目から鱗のうんちく話 part5」ということで、「大丈夫!?プラスチックが家を支えているなんて!」無添加住宅にまつわるうんちくをお話します。

大丈夫!?プラスチックが家を支えているなんて!

少し専門的な工法の話です。
昔の住宅は、床下の換気をよくするため、基礎の部分に直接5mごとに3㎠の四角い穴(切り欠き)を空けていました。これでは切り欠き部分の耐久性が低下します。
また、隅々まで十分な換気ができないため、湿気がこもりやすく、木部の腐朽劣化や、シロアリ発生の原因となっていました。

最近では、基礎の土台の間に特殊なパッキンの配置する、「土台パッキン工法」が普及しています。
これにより従来に比べ1.4倍もの換気が可能になり、床下の湿気で家の寿命が縮まるリスクが少なくなりました。

しかし、新しい工法には新しい材料が使われるもの。このパッキンの主原料はプラスチックなのです。
私たちの貴重な資源である石油から作り出されるプラスチック。経年変化による劣化は避けられず、耐久性を失っていき、燃やせば有害物質を排出します。

こんなプラスチックが基礎と土台の間で家の重さを支えているなんて、住む人はほとんど知りません。

でもこれが「無添加住宅」が使う石のパッキンならどうでしょうか?
何億年もかかって自然の力でできた天然石だから、経年変化する心配はありません。もちろん燃えることもなく、プラスチックのように廃棄処理する時に、ダイオキシンなどを発生することもなく、ただ自然の中に還っていきます。

地球環境にやさしい天然素材に支えられた家は、住む者に大きな安心感を与えてくれるでしょう。

いかがでしたか。
今回は、目から鱗のうんちく話 part5「大丈夫!?プラスチックが家を支えているなんて!」について、お話ししました。
無添加住宅を開発した、秋田さんは、自然の不思議をいろいろと知っています。たくさんの著書に残されているので、少しずつ、紹介していきますね。お楽しみに。